「ガラスストローは割れないのか?」
私たちに寄せられるもっとも多い質問の一つです。
ガラスストローは繰り返し使えて環境にいいでしょう。外観もよく、口当たりもいいでしょう。
「しかし、本当に割れないのですか?」
「床に落としたり、強い衝撃を与えたときに割れないのでしょうか?」
ガラス製品であるがゆえ、「どんな使い方をしても絶対に割れない」ということは言えません。
グラス・器など、ガラス製品を扱う際に私たちが自然と持つ配慮(私たちはプラスチックや木の製品と比べるとガラスを慎重に扱います)をお持ちいただくことが前提になります。
そのうえで私たちは下記の事実をお伝えします。
1、ホテル・レストランでの使用実績
HALMの母国であるドイツ・ハンブルグのEmpire Riverside Hotel では、2年前に導入した数百のガラスストローをいまも使い続けています。
破損率は0.5%以内。
これは、世界最大の業務用食洗機メーカー「MEIKO」がドイツ国内で統計を取ったガラス製品の破損率(10%/1年)よりはるかに優れたものです。
https://www.empire-riverside.de/en/
ホテル業界はお客様にお出しするという点で、家庭より高い信頼性を製品に求めます。
その業界で、リッツカールトンベルリン、フォーシーズンズパリなどの一流ホテルがHALMのガラスストローを採用していることが、製品の安全性を物語っています。
2、耐久試験結果
私たちは第三者試験機関に依頼し、HALMガラスストローの耐久試験を行いました。(試験は未使用の新品を検体に使用しています。)
・3点曲げ試験(両端を支え中心に力を加え破壊するまでの値)
破壊時の荷重値(N) 500~630 (おおよそ50kg)
→ガラスストローを真ん中から折るには、50㎏の力が必要
・荷過重試験(上から押さえつけて破壊するまでの値)
破壊時の荷重値(N) 780-1020 (おおよそ70kg)
→ガラスストローを上から押さえつけて割るには、70㎏の力が必要
50kgや70kgという数字については、日本人女性の平均体重が52.7㎏ですから、「全体重をかけた時の力」と考えるとイメージしやすいでしょう。
真ん中から折るにも、上から押さえつけて割るにも、全体重をかけなければ割れない程度の強度になります。私たちはグラスやワイングラスなど、ガラス製品を扱う際は自然な配慮をもって行動しますが、そうした配慮に基づいて行動する限り、全体重に近い負荷がかかるケースは稀でしょう。
誤ってテーブルから床に落としてしまったが割れなかった、というお声も複数の方からいただいています。
以上二点、ホテルでの導入実績と耐久試験結果を、HALMガラスストローの丈夫さを示す情報としてお伝えしました。
冒頭にお伝えしたように、ガラスである以上、絶対に割れないということはありません。「これがガラス製品で、ある程度の配慮が必要だ」という認識は前提となるため、思い切り噛んでしまう可能性のあるお子様などには、前提の共有が必要になります。
しかし、日常使いで不安になるほど脆弱な製品ではなく、グラスなど他のガラス製品と同様の扱いで十分に普段使いできることはお伝えできたのではないでしょうか。
ぜひリラックスして、ガラスストローをご使用ください!